うつとゆっくり戦うひとへ

うつ、統合失調症と10年以上戦っている私から、新たに戦いはじめたあなたへちいさなアドバイスを。

恐怖!副作用!!

うつ病になって薬を飲み始めて、「あれ?」と思った方も多いでしょう。

そう。うつ病の薬って、何故だか太るんです!

食欲ないからあんまり食べてないのに!?怖いわその副作用!!

 

そうです。その体重増加は薬の副作用なんです。

他にも副作用というのはたくさんありまして、そわそわするとか、眠くなるとかが一般的ですね。

どんなお薬にも副作用は付き物です。特にうつ病の薬には「太る」という副作用が当たり前のようについてきます。なんでや。

 

おまけに本来の効果が出る前に副作用だけが全面に出てくることもあります。

そわそわしたり吐き気がしたり味覚障害になったり。

ここで「じゃあこ薬はやめましょう」と言う医者がいます。

 

ちょっとまってーーーー!!!!

 

抗うつ剤の中には飲み始めてから10日くらい経たないと効果が出てこないものも多いのです。二週間経ってやっと効果が出てきたとか普通です。

なのでころころ薬を変える医者は信用しないほうがいいです。

特に大きな病院に通うと扱っている薬の量が多いので変え放題。

ここで素直に薬を変えまくるとあっという間にクスリ漬けでもうどの薬が効いたのかも効いていないのかもわからなくなります。

 

新しいお薬をもらったら、最低1ヶ月。できたら3ヶ月はその薬で様子を見ましょう。

 

太った分はさ・・・ほら、元気になってから運動すればいいからさ・・・(自分へブーメラン)

 

もちろん副作用がひどくて日常生活にも支障をきたすようなら変えてもらいましょう。私も一回「水だって苦く感じてなにも食べられない」という副作用に襲われてその薬を中断してもらいました。

 

かと思いきや、副作用がまったく出ない薬もあります。

これは体質の問題で、どの薬が患者さんにどんなふうに効くのか、お医者さんでも予測不可能な部分なのです。

うつ病との闘いは、まず「自分に合った薬探し」から始めます。

その間、様々な副作用に悩まされることになるでしょう。

でも決して諦めないで。

きっとあなたに合ったお薬に巡り会えます。

 

日記とかにお薬の名前と出た副作用を書いておくと、お医者さんが薬を変えようとしたときや転院した時に「その薬はダメ!」と言えるので便利ですよ。