そもそもうつ病と統合失調症って違うの?
お久しぶりです。
お薬がまた変わって倒れていました。
まぁ慣れてるけど。
さて今回は、友人から言われた素朴な疑問です。
いい質問ですね。(某先生風)
私はもともと統合失調症だったのだと思います。いつからとはわかりませんが。
しかし最初に診断されたのはうつ病でした。
そのうちに診察中
「そういえばこういう症状が・・・」
と話したり
「調べたらこういう感覚って異常ってなってたんだけど本当ですか?」
と話し、結果として
無自覚だったけど統合失調症でした。
統合失調症は、基本的に自覚症状がありません。
幻視、幻覚などの症状のほか、妄想があります。それは本人にとっては「当たり前のこと」になってしまっているので、それが本人だけの「当たり前」であるという自覚がないのです。
なのでお友達と話していたりして、「自分の中の当たり前」である妄想を話すと
「うそつきじゃん・・・」
「そんなんあるわけないのに・・・」
「変な人」
と言われてしまうのです。
うつ病は病気です。
最近では血液検査とかでもわかるようになったそうですね。なにがどう出るのか知りませんけど。
統合失調症は「障害」になります。
CTを撮ると正常な脳との違いが出るそうです。
つまり「うつ病は脳の病気」、「統合失調症は脳の障害」となり、それで精神障碍福祉手帳などでの等級が変わってしまうのです。
うつ病は完治せずとも寛解しますが、統合失調症は一生もの というわけです。
ほかにも自覚しにくいものとしては、某アイドルさんが噂されている「双極性障害」などもありますね。昔は「躁うつ病」と呼ばれていたものです。
障害があっても病気にはなるのでうつ病と統合失調症は同時になります。というかなりやすいです。
統合失調症は誤解を生みやすい。そして世間に馴染むのがとても難しい障害です。なので社会生活をしていると過度のストレスを感じやすいのです。
そのストレスが原因でうつ病を発症し、心療内科や精神科にかかると基本最初は当たり前のように「うつ病」と診断されます。
統合失調症は医師が気づいたり、本人が勉強して「まさかね・・・」と調べて自覚するパターンが多いでしょう。
そしてそれを受け入れる人と受け入れられない人がいます。
だって受け入れてしまうと「障がい者」になってしまいますから。
いままでの自分の常識が打ち壊されてしまいますから。
受け入れがたいものがある人は多いでしょう。
統合失調症の症状にも「抑うつ」があるので、それで逆に「あれ、私統失じゃなくてただのうつ病じゃないの?」と思う人がいます。これも妄想の一種かもしれませんね。
うつ病と診断された人は、統合失調症の自己診断サイトがいくつかありますのでそちらで自己診断してみるのもアリかもしれません。
いろいろなものを受け入れる勇気があるのなら。