摂食障害。拒食症とは?
摂食障害にもいろいろあるんですけど、まずは拒食症から。
一切ものを食べるのを拒むタイプと、食べても吐いてしまうタイプがいます。
どちらにせよ栄養失調になり、体重は減少の一途を辿り、放置しておくと固形物を飲み込めなくなったり、立ち上がれなくなったりします。女性だと生理が止まったらヤバイと思ってください。
自宅での治療が難しいので、入院処置になることがほとんどです。
精神科病棟は入院費が高額になることが多いので、ここで高額医療費控除と保険が生きてきます。
栄養失調やストレスで白髪が増え、肌は乾燥状態になりがち。思考も鈍るので、拒食気味になったらまず足りなくなるのは鉄分です。それからブドウ糖も。
入院のタイミングは医師によりますが、1~3ヶ月は入院することになります。
「入院なんか嫌だ!」と思う場合、用意したほうがいいのは
鉄分、ビタミンB12のサプリメント、栄養補助食品、スポーツドリンク、ブドウ糖です。
これだけ用意すれば入院期間を一ヶ月は遅らせることができますので、その間に入院の覚悟を決めてください。
吐いてしまう場合は、電解質に問題が出るのでスポーツドリンクは必須です。それから吐いたあとは歯磨きしてくださいね。胃酸で歯が溶けちゃうぞ★
大体女性だと身長160センチに対して体重40キロを切るくらいになったら入院です。BMI値がヤバイことになりますからね。
女性の場合、体重10キロ以上の減少を二回繰り返したら骨粗鬆症になるそうです。カルシウム必要ですね。
そして拒食を克服したら、待っているのは過食症への負のループです。
次回は過食症について。