うつとゆっくり戦うひとへ

うつ、統合失調症と10年以上戦っている私から、新たに戦いはじめたあなたへちいさなアドバイスを。

通院から半年経ったら!

通院開始から半年経って、その後もその病院にかかることを決めたらやることがあります。

 

自立支援手帳を申請しよう!

 

心療内科、精神科って意外とお金かかりますよね。

毎回毎回3000円以上簡単になくなってしまう・・・。しかも最初のうち二週間に一回の通院とかだし・・・。

そこでこの自立支援手帳を申請するわけです。

これがあると「指定した病院(通院先)」と「指定した薬局」それぞれ一箇所ずつですが、心療内科や精神科でかかるお金が保険適用三割負担から一割負担に変わります。これは助かりますね。

でもお医者さんから「申請しましょう」とは言ってくれない謎の制度・・・。患者の財布事情までお医者さんは考えてくれないのです。

 

これは初診から半年以上経たないと申請できません。

必要なものは

・医師の診断書(「自立支援手帳申請したいので診断書お願いします」で通じます)

・印鑑

・保険証

マイナンバー

・通院先の病院名や住所(薬局も)

です。

 

申請から大体長くて二ヶ月くらいで自宅に送られてきます。

次の診察のときにこれを診察券などと一緒に出せばいいわけです。

 

一割負担になるだけでなく、上限額が設けられます。これは保険証の名義人にもよるのですが、うつ病で仕事をやめた人は親の保険に入っていると思います。その場合は親の年収からランクを当てはめられて上限額が決まります。

最低上限額は月に5000円。親の年収が高ければこの限度額の幅も上がりますが、そもそも一割負担になっているので二週間に一回のペースでの通院では5000円を超えることはめったにないです。

 

毎年更新ですが、一回目の更新では診断書は必要ありません。診断書が必要になるのは二年に一回です。

 

保険証が変わればその保険番号などの訂正をしなければなりません。

その場で手書きで修正してくれますが、後日綺麗に印刷されたものも送ってくれます。この手続きの時も上記のものが必要になります。

 

病院を変えるとこれは効力がなくなり、また半年三割負担で診てもらうことになります。

なので「このお医者さん合わないな」「毎回薬変えるなぁ」「診療時間短すぎて伝わっていない気がする」というひとはまずセカンドピニオンをして、自分に合う病院を見つけてくださいね。