ODってなに?
ODとはオーバードースの略称。つまり薬物過剰摂取のことです。
うつ病患者になると「死にたい」という思い(希死念慮)に苦しめられます。
でもいま散々苦しんでるから、死ぬ時まで苦しいのは嫌だ…
睡眠薬いっぱい飲んだら寝ながら死ねるんじゃね!?
ということで処方された睡眠薬を2週間分とか一気に飲んでしまうんですね。
しかし今どき流通している薬は安全性を確保されまくっているので、死ねません。
二日くらい眠って、吐き気や頭痛や目眩に襲われながら起きてしまうのです。
うむ失敗した。そして次の通院日までの眠剤が足りなくなった。貰いに行こう。
処方してもらえません。
お医者さんは薬事法に則ってお薬を処方しているので、
「足りなくなった?しょうがないなぁ☆」
なんてことは言ってくれません。むしろ入院を勧められます。
そして入院するほどじゃ…と断ると、それから眠れない日々に苦しむことになるのです。悪夢か。現実です。
まれに「しょうがないなぁー☆」って処方してくれるお医者さんもいますが、そういう病院は信用しないでください。
そういう病院の特徴は、この精神科大忙しの時代に予約なしですぐ看てもらえます。そこの待合室に「自立支援手帳について」の張り紙がありません。
また、そこが便利だからと半年通って「自立支援手帳申請したいです」と診断書をお願いすると「うちは使えませんよ」と返ってきます。
ちゃんとしてないから公的な支援が使えないのです。
そういうところは薬漬けにされるがオチなので早めに見切りをつけてください。
ODは死ねません。綺麗な楽な死に方なんて老衰くらいです。一酸化炭素中毒も頭痛がひどいらしいです。
生きて闘うしかないのです。