うつ病は夜行性になりやすい?
うつ病の人は夜になると思考がはっきりしてくることが多いようです。
日中はやたら眠かったりうつの症状がひどくて苦しんでいるのに、家族が寝静まる時間になると思考にかかっていた霧が晴れるようにシャッキリとする。
ので、日中できないことをします。
ゲームだったり本を読んだりネットをしたり症状の軽い人はネットで出来るお仕事したり。
気が付けばもう明け方!?いかん、薬飲んで寝よう。
そんな時間に寝れば当然朝起きられるわけも無く、昼頃起きても思考はぼんやり。なんだ、昨夜のあのシャッキリ感は一過性か・・・
と思ったら今夜もシャッキリした。よし。
よしじゃねーよ。
こうやって夜行性になっていくわけですが、当然体力筋力諸々落ちますし、日中の症状は重くなるばかりです。
「だって夜だと意識がしっかりするから!」
っていうのはわかるんだけどね。寝てくれ。頼むから寝てくれ。
昼夜逆転生活を長くやると、もとに戻すのも一苦労なのです。
通院の日なんか「まだ寝ていたいのに・・・」って状態で行くので病状説明とかうまくできないですよね。
また、うつ病になると風呂に入るのが面倒くさくなります。
これは私もいまだに引きずっている症状なのですが、ひどいときは5日くらい風呂に入らなくて親に叱られて入りシャンプーがあまりにも泡立たないことにびっくりしました。
洗顔もサボっていたので肌状態はボロボロ。髪も痛みまくり。乾燥肌は極まってて、あちこち引っかき傷ができていました。
それでも歯磨きだけはしてたけどな・・・。
お風呂は体力を使いますから、わざわざ疲れることをしたくないというのが私の考えなのですが、そのせいか風呂に入った日は良く眠れます。
「外に出ないからべつにいいじゃん」ではなく!
自分の体を省みてください。
爪は伸びっぱなしになっていませんか?肌の状態は?髪に艶は?男性だったら、最後に髭剃ったのいつか思い出せる?
不衛生な状態はうつ状態をさらに悪化させます。
まず一日一時間は窓を開けて換気しましょう。
晴れてたら布団を干して、シーツは枕カバーは洗濯。
顔を洗って、顔色や目がしっかりしているかを確認。
外に行かないからって一日中パジャマやスウェットを着てないで、ちゃんと着替えて。
すこしでも「普通のひとがやっていること」をサボらないこと。
それがうつ病からの脱却の近道だと思いますよ。
だからはやく寝て!!